どうもべるごみです!
8月1日13:00から9月1日8:59までに開催されたランクバトル シングル(以下ランクマ)で目標の3桁を達成することができたので記事として残そうと思います!
はじめに 〜ルール説明〜
今回のランクバトル シーズン9はレギュレーションD(ホーム解禁 伝説なし)です。
レギュレーションDとして2シーズン目のシーズンとなります。
使用構築・最終結果
使用構築(レンタルパーティ)
レンタルパーティを掲載しておきます!もしよければ使ってみてください!
ディンラッシャとパオジアンというトップメタを囮にしてクエスパトラ→ハバタクカミ→イダイトウ♂に繋ぐという超対面構築です!
最終結果
目標としていた最終順位3桁を達成することができました!やったぜ!
ランクマS9お疲れ様でした!
— べるごみ@ポケモン (@belle53_poke) 2023年9月1日
TNこむぎこ 最終832位
TNフラワー 最終587位
鳥と魚2匹で潜ってました!
みんな活躍してくれてよかったです!
構築記事書きます!! pic.twitter.com/G63TyIZord
構築経緯
S9前のS8では思い通りに勝てず、色々試してみましたが、対面構築で強い構築ないかなと探していたところ、ひよこさんのクエスパトラの構築を見つけ、かなり手に馴染んだため、ここから構築スタート!
↑上記の記事を読んでもらえるとよりわかりやすくなります。
の6体からスタートしましたが、軸である以外の3体を使いきれず、一度からに変更するもやはり、基本選出以外を選出するには耐久面が心配なところがあったため、ならば耐久面が高く選出圧力をかけられるポケモンが良いのではないかということで思い当たったディンルーとヘイラッシャが良いと思い、この2体をと変更して、
パーティ完成!
個体紹介
ディンルー@バンジのみ
わんぱく 261(244)-131(4)-171(84)-67-111(84)-77(92) どくテラス
このディンルーの技構成、努力値振りは下記の構築の型を使用しました。オボンのみをクエスパトラが持っていっていたため、仕方なしにバンジのみを持っています。基本的には初手にパオジアンとウーラオスを先発させるための誘導役ですが、が出しにくいとき、受けループを対戦するときは選出していました。
正直調整は丸パクリなのにオボンのみを持たせられていないので調整が生きていたかどうかは不明ですが、どくテラスを切ることでどくびし展開に弱くなくなったり、無限竜舞するカイリューにちょうはつを入れて止めることができたし、何より硬すぎで、どんなポケモンの攻撃も1発以上耐えることができたしなんやかんや、持たせるものがなかったから持たせたバンジのみも多く発動した。選出率は4位。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
おくびょう 142(96)-67-107(252)-172(132)-156(4)-173(20)
構築の大黒柱。調整は原案どおり。正直頼りのないの間に挟まれながらなんとかするポケモン。なんとかするとしか言いようがないし、実際この構築はこの子のおかげで保てていると思う。を選出する際にはエースとして投げられるのがこの子しかいないのでエースとしても活躍した。
耐久調整は一般的らしいが、これがベストと感じる。ミラーになってもこのハバタクカミより速いハバタクカミのシャドーボールは耐えて返しの攻撃で倒してくれるし、眼鏡のハバタクカミならのルミナコリジョンと合わせて、倒してくれる。
ヒードランやジバコイルなど重そうなポケモンに対してもみがわりやめいそう、水テラスなどを駆使してなんとかすることができる、その名のとおり神ポケモンだった。選出率は堂々の1位。
クエスパトラ@オボンのみ
おくびょう 180(76)-72-98(140)-141(156)-97(132)-138(4) フェアリーテラス
構築の切込隊長。調整は元の構築そのまま使用しています(すいりゅうれんだとメガネのムンフォを耐えるくらい)。この鳥を見たときに、まず考えるのが一番最後に出てきてめいそう積んでアシストパワーを打つ型(ステルスロックが撒けるポケモンがいるとそう見える)。
次に考えるのは初手に出てきて、ルミナコリジョン等を連打したり壁を貼ったりして詰みやすい環境にしてからバトンするという型(サーフゴーとの組み合わせが有名)。
こちらで採用しているのはどちらでもなく、自ら殴るというもの。初手で有利でも不利でもなければルミナコリジョンをできるだけ押して、まもるをはさみながら素早さを上げて、という流れで相手に負担をかけます。パオジアンや悪ウーラオス、ハバタクカミみたいな不利なポケモンが出てきたら基本的にフェアリーテラスを切って舐め切ってるポケモンとの相性を裏返して、倒して数の有利を取るというムーブを100万回くらい繰り返してました。
このポケモンは本当に強くて、初手で出てくると大抵バトンだったり裏に繋げることも警戒しないといけないところを強襲するという、野球でいったらバスター的な、大富豪でいったら革命的な位置付けになると思います。この子があっさりやられると負ける可能性が高くなりますし、この子が2体倒せると簡単に勝てたりします。大好きな鳥になりました。ビッグバード。選出率は2位。
パオジアン@ゴツゴツメット
ようき 187(252)-149(68)-123(180)-99-86(4)-171(4) ひこうテラス
この構築の問題児。原案通りの型。型自体はハマれば強いのかもしれないが、ハマることはなかった。基本的にやみたいな受け構築にちょうはつを入れてじこさいせいしながらゴツメで削るというのが生業だがやはりとは程遠い耐久のため、かなり無理を通さないといけないし、急所に当たったら終わり。がメンタルハーブもっていても終わり。かなり難易度の高いポケモン。ひこうテラスはのじわれを回避できるのでそこはいいなと思ったんですが、裏のがつらら落としてきてぶっ飛ばしてくるので本当に出番は限られちゃいました。いのちのたまとかこだわりハチマキとか持って強く殴る方が絶対使いやすいし、受けのサポートよりの代わりのエースの方が適任だった。
イダイトウ♂@きあいのタスキ
いじっぱり195-180(252)-86(4)-90-95-130(252) みずテラス
1匹目の魚。最終盤に出てきて、高火力おはかまいりもしくはアクアブレイクを打つ役。何より強いのはカイリューのしんそくに縛られずに高火力を押し付けられることだと思う。おはかまいりの火力が凄まじく、ハバタクカミに甘えられても一撃で粉砕し、耐久の高い水ウーラオスも何体も一撃で持っていった。ヘイラッシャも乱数2発なのかな(最後レート2000チャレチャレくらいの時に耐えられて負けた)。
耐久も素晴らしく相手の振り方次第だと思うがステルスロックを撒かれてタスキをつぶされてものシャドーボールやテツノツツミのフリーズドライを耐えてくれて勝ちを拾えたことが何度かあった。
ただし、ふいうちもちの悪ウーラオスやパオジアン、テラスを切っていない状態のカイリュー、ハバタクカミ等にはあっさり負けてしまう。この構築は対戦回数を増やす方が良い気もするので、それはそれでいいのかもしれないが頼りなさは出てしまう。
とはいえがあっさりやられてしまっても相手の3匹を持っていくことは何度もあったし今シーズンで一番好きなったポケモンと言える。その名のとおり偉大な魚である。選出率は3位。
ヘイラッシャ@たべのこし
わんぱく 257(252)-120-172(172)-76-93(60)-58(20) フェアリーテラス
2匹目の魚。基本選出をすると、どうしても、パオジアンやカイリューみたいなフルパワーポケモンないしウルガモスやみたいな積みポケモンがあまりにも重たいので採用したポケモン。
努力値振り・技構成は先ほどのディンルーと同じ構築を参考にしたが、最初はウェーブタックルとまもるを採用しているフランス料理みたいな上品な、行儀の良い魚だった。じれったいのと打点がなく困ることが多かったので相手の一撃技等で事故る可能性も多い受けループに選出することが多いことを踏まえて、じわれ、ゆきなだれを採用し、どて煮みたいな行儀の悪い魚に変更した。魚同士がかち合った時に先にじわれが押せるように素早さにも努力値20振り直しました(そのせいで6振り忘れた)。
と同じで基本的には選出を誘導する枠であり、あくまで補完枠なので受けループだったりイダイトウでは心許ない時に選出した。
無難に強い枠で魚ミラーのとき、じわれを先に当ててくれて一旦400位まで上がれたので感謝しているし、嫌われるのも納得の性能だった。選出率は5位。
基本選出と動かし方
基本選出
先発(ごく稀に)→→(ごく稀に)
迷ったらこれ。クエスパトラで行けるところまで行って、ハバタクカミで行けるところまで行ってイダイトウでフィニッシュ。局面によってはイダイトウとハバタクカミの順番が入れ替わる事もあります。一番大事なのは動かし方だと思うのでそれについては後述します。がいる時などは先発、が通せなさそうならをクッションにしながらでなんとかします。
受けループ等受け気味の構築相手の時
++()
正直うまくいったとは言えないです。ドヒドイデのどくびし展開を想定するとに毒テラスを切りつつ立ち回るのが正解ですが、そうするとのじわれが一貫してしまい、さらにこちらにも以外で突破する方法が限られてしまう。
にテラスをきればのじわれの一貫がなくなり相手に何もさせないことも多くありますが、がメンタルハーブを持っていると毒を入れられて負けてしまいます。片方なら簡単に勝てます。
基本選出の動かし方
・相手の初手がパオジアン(1番多い)
1ターン目でまもって、フェアリーテラスを切ってマジカルシャインで削りにいきます。基本的にタスキを持っています。相手が引いてくることは基本ありません。初手がつららおとしだからと言ってふいうちが飛んでこないとは限らないので2ターン目に迷わずフェアリーテラスを切りましょう。2発目は裏を見てシャドーボール等を選択するのが強いと思います。
・相手の初手が水ウーラオス(2番目に多い)
まもれないので殴るしかありません。耐久振りの遅いやつだと与し易しですが、スカーフでとんぼがえり、水テラスしてすいりゅうれんだとかをされるとほとんどが仕事ができないのでルミナコリジョンを当ててに繋ぐほかありません。この場合テラスは残っているのでなんとかできなくもないです。
・相手の初手がステルスロック撒きだったとき
選出誘導をこんなにもしてるのに出てくるってことは無理やりステロ撒いてくるのでにフェアリーテラスを切ってその隙にルミナコリジョンとマジカルシャインを駆使して倒しましょう。
には体感4発以上マジカルシャインを押さないと勝てないんですけど、なんだかんだ相手もを倒すのに難儀して互角の勝負になります。ふきとばしも多くされますが、裏のはどっちもタイプ上はに強めなのでなんとかなります。
はチョッキやハチマキの可能性も捨てきれないですが、基本はステロ撒きを考慮してまずテラスを切らずにルミナコリジョンで殴って2ターン目にフェアリーテラスを切ってマジカルシャイン。倒せることがほとんどですが、テラス切ってきたり耐久にめちゃくちゃ振ってたりすることも多いですが、基本相手の2ターン目の行動がドラゴンテールなので無償で殴れることが多かったので3ターンで倒せることに変わりはないです。
は型が多くて困ることが多いですが、でんきだま投げつけるだろうが、いのちがけだろうが初手はもう殴るしかない。基本はステルスロックが多いと感じています。初速はの方が遅いので下からルミナコリジョンをうって2ターン目以降は基本的に上をとっているので、シャドーボールを打ちます(テラス切られる可能性が高いため)。
はもうルミナコリジョンで殴るしかない。あくび等での状態異常は全てに受け負わせて、裏のでなんとかするしかない。
・初手テラスで高火力を押し付けてくるとき
これは相手が先にテラスを切ってくれるので、裏のが動かしやすくなるので特に問題ないです。で様子を見つつ、負担をかけて退場しましょう。
高火力でなく、でんじはだったらのめいそうの起点にしましょう。
・初手がハバタクカミのとき
基本はこだわりメガネもちなので、まもってシャドーボールならフェアリーテラスきってルミナコリジョン、ムーンフォースなら切らずにルミナコリジョン。基本は耐えますが、テラスを切られるとやられます。その時はでなんとかします。タスキでも同じムーブ、でんじはは知らん。
・初手がイーユイのとき
どうしてを選出しなかったのかを嘆きながらテラス切らずにで泣きながらマジカルシャインを打ちましょう。
・初手がこだわりトリック系のとき(サーフゴー、水ロトム)
まもるで様子見。スカーフをもらって一番影響が少ないのはなのでもらうのを前提で裏に一番負担かけられそうな技を選択してこだわるのが無難。
は隠密マントがほとんどいなかったのでルミナコリジョンかシャドーボールで削っちゃえばあとはがなんとかしてくれますし、のおはかまいりでワンパンできることも多いです。
は耐久が低いか素早さ、火力が低いかどちらかなのであまり苦戦しません。
この構築、初手のクエスパトラがどれだけ頑張れるかで勝率は変わってきます。で1.5体以上持っていけたら基本的に勝てるし、頑張れなかったらの立ち回りでどうにかするしかないです。ただどうにかする、なんとかするとめちゃくちゃ言ってますが、実際にどうにかできることの方が多かったと思います。
重いポケモン、勝てない展開
・裏からくるパオジアン、悪ウーラオス、ミミッキュ、ドドゲザン
のHPが削れているとみんなふいうちやかげうちで飛ばされて負けます。みがわりも択なので勝てるかと言われると苦しいです。
・テラス切ってないカイリュー
この構築に勝つのに一番安直で効果的な対策です。最終盤はでおはかまいりを連打して勝つのがこの構築のコンセプトなので、ノーマルテラスを切られて空かされるともう負けです。なのでアクアブレイクを押すことも多いですが、そうすると一生テラスを切らず、龍舞、アンコール、ゴツメ、全てオールフリーとなります。がむしゃらを打つ選択肢もありますが、全てが相手有利の択です。ノーマルテラスでなくてもノーマルテラスに怯えてしまってうまく立ち回れないことが多いです。
・積みまくる()
と対面させちゃうと負けに直結します。この子が出てくるまでにを倒させて、それらのポケモンが出てくる前にイダイトウ単騎で勝つ方が勝率上がります。上の二つと比べると全然勝てます。
・とんぼがえり+ボルトチェンジ()
ルミナコリジョンを空かされたり、一貫する電気技がかなりキツいですが、火力もしくは素早さ、耐久のどれかが欠けてることが多く、見せ合いの時に思うほどは重くなかったりします。
・鋼タイプのポケモン()
ルミナコリジョンやムーンフォースという一番頼りにしてる技に耐性があるのが強いです。強いけどなんだかんだの起点にしたり、でワンパンしたりで、思うほどは重くなかったりもします。
・タスキのドラパルト
おにびやでんじはを撒いてくる剣盾の頃よりだいぶ感じが悪くなったポケモン。ルミナコリジョンで一発殴ろう。痺れたら知らん。
・イーユイ
を出さなかったことを後悔して、泣きながらマジカルシャインを打て!立ち回り次第では裏がなんとかしてくれます。
・ステルスロック撒き
がいるのに無理に出てこないでくれ。意外にイダイトウが耐久あってどうにかなることも多いけどタスキを潰されるのはキツいのでやめてくだい。魚が死んでしまいます。
・ヘイラッシャ
ムーンフォース2発とおはかまいりで倒せるからいいけど、いくらなんでも硬すぎるのではないだろうか。
・この構築知ってる対戦相手
有名強者であり配信者であるくろこさんの動画化の影響もあってか、一回全人類対策してるのかと思うことがありました。上記の重いポケモンや展開はおそらくどんな構築にも入っているものであるのでネタが割れている(特にクエスパトラ)場合はかなりの確率で簡単に負けます。裏にカイリュー置いておくだけでいいので。
終わりに・感謝
ここまで読んでくれてありがとうございました。この構築の良いところを最後に申し上げるとつららおとしやぜったいれいど、じわれといった運が絡むことが多いポケモンSVのランクマ環境ですが、それらにストレスを感じないことだと思います。
クエスパトラが加速することだったりエナジーハバタクカミだったり、イダイトウのアクアジェットだったりでつららひるみを拒否できることに加えて、超対面構築なので、落とされるのが前提。じわれが当たってもイダイトウのおはかまいりの火力が上がるのでそれはそれでいいのではないかと思います。
次にポケモンSVになって初めて最終3桁に残るシーズンとなりました。非常に嬉しかったです。そして、結果が出るときはいつだってたくさんの人たちに支えられていると強く実感もします。
・この構築のベースを作ってくれたひよこさん
・一度この構築を触って、使用感を教えてくれたラムカさん
・X(Twitter)やDiscordで励まし合い、一緒に頑張ってくれた仲間
・頑張ってくれたポケモンたち
・対戦してくださった方々
・この記事を読んでくださった方々
本当にありがとうございました!また記事が書けるような結果を残したいと思います!また次の記事でお会いしましょう!
ではでは、では!
ご質問・ご意見ありましたらべるごみのX(Twitter) @belle53_poke までお願いします!
素晴らしい耐久 #ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/fvhdnjYgxS
— べるごみ@ポケモン (@belle53_poke) 2023年9月1日
素晴らしい耐久2 #ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/bU98D1RTUY
— べるごみ@ポケモン (@belle53_poke) 2023年9月1日
気持ちのよいがむしゃら #ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/v217dQEVYT
— べるごみ@ポケモン (@belle53_poke) 2023年9月1日
あまえるカミ攻略 #ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/hmuc2vHPQh
— べるごみ@ポケモン (@belle53_poke) 2023年9月1日
おまけ
最終3桁に乗せることができず使っていた構築を供養させてください。
レギュレーションB
配信者のベルンさんのクエスパトラのエースを自分なりにリファインしたものをレギュBの最初に使っていて、最終日やり切れれば最終3桁乗れそうだったが、仕事があり、無念にも1200位くらいでリタイア。次のシーズン頑張ろうと思った途端、クエスパトラエースの構築が大流行してしまい、さらに対策も流行してしまったため、それ以降は鳴かず飛ばずになってしまいました。
レギュレーションC
はっしぃさんという強者の方がツイッターであげていたのをそのまま使っていて、レギュレーションCでひたすらに1000位から2000位を取り続けた構築。
今回のレギュDでとを合わせようと思ったのは、無意識的にBとCでがんばったポケモンたちだったので手に馴染むと判断したのかも知れなくて、そう思うとBやCでも頑張ったことは生きていると思う。
負けることは無駄ではない。結果より過程が重要だ。
勝てなくて悔しいことは事実だが、努力したこともまた事実である。
そうでなければ優しくもなれなくて、生きる意味もあまりない。