どうもべるごみです!
令和6年8月1日13:00から9月1日8:59までに開催されたランクバトル シングル(以下ランクマ)で3桁を達成することができたので記事として残そうと思います!
はじめに〜ルール説明〜
今回のランクバトルS17 ルールはレギュレーションG (禁止伝説ポケモン1体使用可能)の4シーズン目(シーズンの最終)となります。
使用構築・最終結果
使用構築(レンタルパーティ)
ミライドン軸の構築となります。レンタルパーティを掲載しておきます。来期からレギュレーションが変わるので使う機会はないかもですが、もしよければ使ってみてください!
最終結果
レギュレーションGは始まったシーズンは結構がんばっていたのですが、2、3ヶ月目は大会だとかを色々言い訳にしながらサボったりして、なかなか結果は出ていませんでした。最後の最後に最低限の結果が出てよかったと思います。
構築経緯
yamamatsuri8683.hatenablog.com
オオニューラが使いたいなあと思っていたところで上記の構築記事を見て、なんとなく使っていたら結構手に馴染んだのでこれを軸にパーティを作ることからスタート。
本構築の軸であるミライドン 、オオニューラ 、テツノブジンを残し、
ホウオウに強いポケモンを考え、選出誘導を考えた時に真っ先に出てきたキョジオーン、
ある構築記事でキョジオーンを威嚇と組み合わせると良いという文章を見て、水タイプで浮いているポケモンであるギャラドス、
最後に地面タイプと特殊攻撃ができて、グライオンに強いポケモンが欲しかったので、ガチグマ(あかつきのすがた) を採用して
パーティ()完成!
個体紹介
ギャラドス@ゴツゴツメット
とくせい:いかく テラス:フェアリー
せいかく:わんぱく 調整:201(244)-146(4)-132(164)-72-121(4)-113(92)
たきのぼり/がむしゃら/みがわり/でんじは
努力値調整意図はほのおのうずアンコールカイリューよりも早く身代わりを置けるくらいのすばやさは維持して、残りはHBにできるだけ高く(とのこと)。
キョジオーンと合わせて、強い構成ないかなとギャラドス使いに相談してこの技構成と型に至った(ついでに個体ももらった)。あまり認知されていないだろうがむしゃらとHP管理用のみがわりを採用したのだが、基本的にはゴツメでの削りといかく・でんじは撒きが一番の役割。
がむしゃらみがわりの場合、すばやさの高いポケモンにがむしゃらを入れようと思うとでんじは入れて、身代わり入れて、がむしゃらする、と3ステップを踏まないといけなくなってしまうので、すばやさを高することのできるりゅうのまいやスケイルショットとかの方が良いかもなあと思いながら使い続けた(何試合かだけぺリッパーになったりもした)。
そもそもギャラドスのHPが少なくなるということがキョジオーンとのサイクルで使う際に、アンチシナジーな感じも否めなかったので、技構成は要検討。
ただギャラドス自体はキョジオーンとミライドンとだいぶ相性がよかったためこのポケモン採用したのは正解だったと思う。選出率は5位。
オオニューラ@エレキシード
とくせい:かるわざ テラス:ゴースト
せいかく:いじっぱり 調整:155-200(252)-81(4)-54-100-172(252)
フェイタルクロー/インファイト/つるぎのまい/シャドークロー
今構築の大エース枠。強い人からヒスイニューラをもらったのでオオニューラ使いたいなあと思ったため、構築の要となったが思った以上に強かった。
エレキフィールド(以下、EF)発生時にエレキシードを発動させると誰よりも速いポケモンとなり、上からの高火力で制圧することができる。
当然フェイタルクローという技の追加効果もやばくて、一撃では絶対に倒しきれず一撃で倒される対面の中、眠りや麻痺の効果をひいて勝ったことは1度や2度ではない(EFとややアンチシナジーなところはあるものの強さは十分)。
ゴーストテラスはシャドークローの火力アップとしんそくを空かすため。このテラスで何度も窮地は救われている。
ちなみに耐久はめちゃくちゃ脆い。チョッキディンルーのじしんはエレキシードで防御力を上げても耐えなかった。コライドンのニトロチャージもザシアンのきょじゅうざんでもパオジアンのつららおとし、何でもやられる。ただただ上から殴って、祈るのみ。選出率は2位。
ミライドン@とつげきチョッキ
とくせい:ハドロンエンジン テラス:こおり
せいかく:ひかえめ 調整:205(236)-94-120-205(252)-135-158(20)
イナズマドライブ/テラバースト/りゅうせいぐん/ボルトチェンジ
イナズマドライブが不意の地面テラスだったり、ディンルーに空かされるのが嫌すぎて使ってこなかったが、イナズマドライブの火力を知ってしまうとそんなことを考えることができなくなった。
ミライドンそのものに火力があるのだけれども、裏のテツノブジンやオオニューラを強くすることができるので、別にやられてもいいと割り切れること、あるいは裏でテラスを切る必要がないことも多いので、結構簡単にテラスを切っても大丈夫になったことで電気技を空かされることへのストレス耐性がついていた。
同速とランドロス意識でちょっとだけSに振っているがすばやさラインはめちゃくちゃ低いので、ボルトチェンジで裏のポケモンを無償交換できる。上からめちゃくちゃ殴られてやられることも多かったけど、それはそれでEFターンを裏のポケモンに長く残せるのでそれはそれで都合が良かった。僕が6世代から一生愛用しているチョッキ水ロトムの使い方とほぼ同じだったのが手に馴染んだ理由だと思う。選出率は1位。最終日は多分全選出しちゃった気がする。いつも乗せてくれてありがとう。
テツノブジン@きあいのタスキ
とくせい:クオークチャージ テラス:ゴースト
せいかく:ようき 調整:149-182(252)-111(4)-126-80-184(252)
今構築のMVP。EFですばやさを上げて、一貫性の高いソウルクラッシュとインファイトで火力を押し付け、はたきおとすで弱体化を目指している。先制技のかげうちも優秀だった。
このポケモンの良いところはテラスを切らせる性能が極めて高いこと。黒バドレックスやミライドンに対して、テラスを切らせながら、ソウルクラッシュで火力を削いで裏のアシストができるのがかなり評価点だった。またEF時ならパオジアンやハバタクカミに圧倒的に強かった(EF時なら)。ゴーストテラスはしんそくを空かすため。
オオニューラと違ってEF時しかすばやさが高くならないことがマイナスにもプラスにも作用した。例えば、黒バドレックスにEFを枯らされて上から殴られて負けることも少なくなかったし、EF管理して2回すばやさを上げることで勝った対戦もある。またきあいのタスキ持ちなので、すばやさあげられなくてもなんとかなったことも多い。選出率は3位。
ガチグマ(あかつきのすがた)@おんみつマント
とくせい:しんがん テラス:どく
せいかく:ひかえめ 調整:219(244)-81-150(76)-181(76)-99(108)-73(4)
このポケモンの調整は確か僕のオリジナルで、レギュHの最初の時にカバルドンが大量発生したため、ラムのみを持って瞑想してブラッドムーンでぶっ飛ばすみたいな調整をそのまま使った。この軸上では特に意味のない調整である。普通にHB特化にすれば良かったと何回も思った。キョジオーン対策用の持ち物おんみつマントも正解なのかわからない。
とはいえ出した時は強かったし、あくび型やチョッキ型よりも僕的にはめいそうつきのひかり型の方が絶対的に使いやすい。
このポケモンもキョジオーンと同様に威嚇を入れてもらえれば無限に物理のポケモンを起点とできるのでギャラドスとの相性はだいぶ高かったように思うし、出せば大方活躍した。にもかかわらずこのポケモンを採用していて、毎度毎度選出率が6位なのはおかしい。
キョジオーン@たべのこし
とくせい:きよめのしお テラス:どく
せいかく:しんちょう 調整:207(252)-120-168(140)-58-137(116)-55
しおづけ/まもる/じこさいせい/みがわり(のろい)
努力値調整は前回1位の人の構築からそのまま。いかくと合わせて要塞化を狙っている。全体的にハバタクカミのムーンフォースの一貫がひどいので性格はしんちょうにしてゴーストテラスではなく毒テラスにした。
最終日は一撃技での負けや、TODで有利に動けるみがわりにしてみたが、完全な要塞化を狙うのだったらのろいの方がいいし、キョジオーン選出の時はのろい時の方が高かった気がする。しおづけのワンウェポンだと相手のみがわりやおんみつマントによって詰まされることがあるから、選出そのものを渋ってしまう。一長一短なところではある。
壁ターンやトリックルームのターンを削れるので白バドやムゲンダイナにめちゃくちゃ強い。黒バドにも型次第ではなんとかなる。選出率は4位。
選出と動かし方
基本選出
①ミライドン+テツノブジン+オオニューラ
ミライドンで圧をかけながらボルトチェンジでテツノブジンを展開して、ミライドンをもう一度出してオオニューラで〆る。
②ミライドン+ギャラドス+キョジオーン(ガチグマ)
受け気味の選出はこれ。ギャラドスというポケモンが有限なのがマイナスなのだが、地面技の一貫を切るために絶対に必要なポケモンである。キョジオーン、ガチグマという選出も全然ある。
動かし方
ミライドン軸
有利(本当に?)
テツノブジン+ミライドン+オオニューラ (基本選出)
EFのバーゲンセールなので、テツノブジンが生き生きする。ミライドン軸は相手のミライドンがピンピンしているとオオニューラの火力が足りず何もできなくて敗けるので、テツノブジンでどれだけソウルクラッシュをミライドンで当てられるかがポイントとなる。高速移動ミライドンなど相手のやりたいことがやられると敗ける。
コライドン軸
不利(やっぱり)
ミライドン+ギャラドス(オオニューラ)+テツノブジン(キョジオーン)
ミライドンコライドン対面においてテツノブジン引きをすればとんぼがえりでダメージを最低限に抑えるもしくはスケイルショットを無効化できるので割と安定択となる。
ギャラドスの威嚇を絡めてミライドンやキョジオーンを強く動かすことも可能だが、どちらにしてもハバタクカミとコライドンの高火力を押し付けられて敗けることが多い。特につるぎのまいスケショコライドンは本当にきつい。
黒バドレックス軸
やや有利(とは思えないけど)
ミライドン+オオニューラ+テツノブジン(キョジオーン)
ミライドンがアストラルビットを通常2発耐えるので、スカーフやタスキなら基本選出でいける。壁展開の場合はキョジオーンでみがわりやのろいの起点にしたり塩漬けを裏に入れることで対策とする(勝てるとはいっていない)。
ザシアン軸
有利(なのか?)
ミライドン+@2(テツノブジン、オオニューラ、ギャラドスから)
インファイト2発当てられればザシアンを落とせるので基本的には基本選出でいける。ただしくさわけですばやさをあげられると無理なのでギャラドスを絡めて電磁波を入れながら立ち回る方が安定はするのだが、ギャラドスの火力が心許ないのが少し気になっちゃう。
テラパゴス、ルナアーラ軸
有利(これはそう)
(基本選出)
テラパゴスやルナアーラが上から動けることがほとんどないので、あっさり対戦が終わることが多い。裏次第では結構苦戦する(ミミッキュとか)。
カイオーガ軸
有利(流石に)
(基本選出)
カイオーガにミライドンが有利すぎてそのままの流れで終わることが多い
ムゲンダイナ、ホウオウ、ルギア、白バドレックス軸
やや有利(一応)
ミライドン+キョジオーン+ギャラドス(ガチグマ)
ムゲンダイナは特にキョジオーンに打点が高くもてないことが多い(アタッカーだった場合はミライドンで誤魔化しにいく)。ホウオウも同じだが、立ち回りは窮屈になりがち。
ルギアはおんみつガチグマとキョジオーンの組み合わせがだいぶ効く(気がする)。
白バドレックスはのろいキョジオーンならあっさり勝てることが多いが、身代わりにしてからはあまり勝てなくなった。
重いポケモン
パオジアン
ぶっちぎりでこのポケモンが重い。ミライドンが遅いので同速勝負に持ち込めず、このポケモンにあったらミライドンにテラス切ってボルトチェンジして、上からテツノブジンで殴るしかない(1回の怯みで終わる勝ち筋)。
コライドン
つるぎのまいスケショコライドンは本当にきついです。やめてください。こだわりやチョッキでお願いします。こだわりもチョッキもきついです。
このポケモンがじめんタイプのポケモンの中で圧倒的に重たい。ミライドンのこおりテラバーストで吹き飛ばしたくなるが、やはりテラスを切らされるということがかなり代償として重い。ディンルーは頑張ってインファイトで削ればなんとか。
ゴリランダー
エレキフィールドをグラスフィールドであっさり書き換えるのが強すぎる。ポケモンSVのキラ・ヤマト。フェイタルクローに弱いことが唯一の希望。
終わりに〜感謝〜
伝説環境はかなり苦戦したというかモチベーションが続かないことが多かったのですがネッコアラとかヒスイダイケンキとかなんだかんだいろんなポケモンが活躍することができるルールではあったのかなと思います。
面白くないことはないけど、これを通常化するのはやめてほしいと強く思います。
対戦してくれた皆さん、構築相談に乗ってくれたフォロワーさん、前期1位を撮ってくれたフォロワーさん、ポケモンのモチベーションをあげてくれたメタチーム大会主催者並びに対戦相手の方、ここまで読んでくれた皆さん、本当に感謝申し上げます。
それではレギュH、楽しむぞーー!!ではでは、では!
おまけ
レギュGの構築供養させてください
脱出パックコライドンでハバタクカミを展開する構築、バドフロルには圧倒的に強いドククラゲもいい感じで、3桁付近をうろうろしていたのですが結局3桁にはのらず・・・。思い入れは強いのでいつかドククラゲでリベンジしたさもあります(しないかもしれない)。