前回の記事はこちら
ゼラオラブロックに配属された僕の初戦の相手はめあさん!
twitterのアイコンがカミツレなので僕の勝手なめあさんのイメージはこんな感じ(右の方)です。
脊山さんとのツーショット🥺✨ pic.twitter.com/uhaGV5mexw
— 菜乃花 (@nnk_77) September 19, 2019
ちなみに僕は左の方みたいな感じです。
めあさんは僕と同じタカタカ杯に参加しており、大会のブログを書いているので、それをまず確認。
ふむふむ。この方はおそらく勝つためならなんでもやるタイプですね。レートも2000越えを達成しているみたいですし、勝つのはかなり厳しいものになりそうです。
さて、今大会で使う10パートナーズはこちら!
そして相手のパーティがこちら!
強そうだ・・・
BPE相互指名
今回のBBP杯にはBPE指名制度というルールがあります。詳しくは前回の記事を読んで欲しいんですが、予選ブロックの誰かにベストパートナーを必ず選出することを宣告しなくてはいけないというルールだと思ってください。またこのBPEを行使して勝つと勝ち数2がもらえます。
僕はこのBPEをこの対戦相手であるめあさんに指名しました!理由としましては、前回のタカタカ杯にも参加していたので指名しやすかったことと、対戦相手の中で最も戦いにくそうと思ったことです。
僕は正直、BPEを使うことによってこちらの選出の3分の1が判明してしまうというのは大きなディスアドバンテージだと感じていました。また相手にBPEを指名してもらうために10パートナーズのメンバーを落としているのでなおさら勝ちにくいというか、勝てない相手が出てきてしまうということです。ならば敗けそうな相手を指名しておいて、普通に敗ければよいと考え、めあさんを指名しました。相手はタカタカ杯ベスト4の強者ですしね。
ここで考えてなかったことがおきました。
めあさんも僕をBPEで指名してきたことです。今考えれば、こちらにとって戦いにくい相手は、相手にとって戦いやすい相手ということになる。基本的にこの制度の本旨としては、相棒を絶対選出しても勝てる見込みが高い人を指名することですから、その本旨の真逆をいった僕とかち合うというのは自然の流れです。
さらにBPE制度をお互いに指名したということは、どちらかは勝ち数2つが得られる試合になるということです。これはつまり予選ブロックは一人3試合ですから、この試合で敗ければどうあがいても勝ち数は最大で2になってしまう。逆に勝った場合は勝ち数2以上が確定するため、負けた方が対戦相手の勝ち数を上回ることができなくなる。
予選は1位以外は決勝トーナメントに進めないため、この試合は負けた時点でストレートで決勝トーナメントに進めないという、デスマッチであるということです。
僕はこの試合敗けるつもりでBPE を指名しました。しかし、相手もBPEを指名したことによって僕にも勝ち筋が生まれました。勝ちにくい相手であることは変わりないですが、なんとか勝ちを拾うしかない!
それでは考察していきましょう!
10パートナーズ考察
○ボルトロス(化身)、ナットレイ、ヒードラン、カプ・レヒレ、ゲンガー、グライオン、ブラッキー(絶対選出)
(自由枠予想)マンムー
僕がBPE使っているため、カイリューに強いポケモンが自由枠に入ってくると見て、ステルスロックが使えて、つららばりでマルチスケイル貫通というマンムーを自由枠でくると予想しました!逆にマンムー以外の自由枠は不要だと感じています。なぜならカイリューは相手の絶対選出の相棒であるブラッキーで見ることができるからです。
正直、BPE制度を使われなければ勝ち筋はほぼほぼありませんでした。基本的に相手のメガ枠は強力で、周りをサポートするボルトロスやグライオン、カプ・レヒレ、ブラッキー、誰がくるかわからない状態でメタを張るのはかなり難しい。
しかし、ブラッキーが来るとなると以下の2通りになると考えています。
①++α(一応、orが濃厚だが、の可能性も0ではない。)
②+or+or
ブラッキーが絶対選出という時点で僕はこの2つ以外でくることはないと予想しました。僕のパーティへの刺さりでいくと①のブラッキーとメタグロスの構築ですが、汎用性、どんなパーティがきても対処できるようにするのであれば、②のいわゆるブラマンダ構築になるんじゃないかなと思います。そのどちらがきても対応できるように、もちろん、出番がないと考えている2体(ゴチルゼルとジャラランガ)に関しても、マークは外さないよいにパーティを組みました!
BBP杯予選第1戦使用パーティ
ブラッキーを強く意識したパーティ!
個体紹介
カイリュー@カゴのみ マルチスケイル おだやかHds
どくどく/ねむる/こごえるかぜ/だいもんじ
可愛くて強いといえば、このポケモン。カイリューです。相手としてはブラッキーさえ投げておけば、後出しで勝てると思ってるはずなので、ブラッキーに強いカイリューを用意しました。H252B4C4D108S140の努力値の振り方で、Sは4振りブラッキーを抜けるところまでSに振ってあとはHDに回したという形。
このカイリューはある動画でシャワーズ(とカラナクシ)対策として育成されたものを努力値はそのままに技構成のみを変更して、ブラッキー対策としました!ブラッキーとシャワーズは素早さ種族値が同じ。その動画については一番最後に貼っておきます。このポケモンを育成し始めたのが試合当日だったのでめちゃくちゃヒヤヒヤしました。
ブラッキー対面でどくどくを打ってシンクロでこちらも毒になるものの、ねむるで回復。ねむるは全回復するため、マルチスケイルとも相性が良い。またあくび対策にもなっている。
攻撃技2つはそれぞれナットレイとグロス対策のだいもんじ、ボーマンダ・ジャラランガ・グライオン・ボルトロス対策のこごえるかぜ。ブラッキーをメタったカイリューだったんですがHDに振ることで初手が安定のポケモンとなりました。
ラプラス @マゴのみ ちょすい ひかえめHcb
このポケモンもある大会動画で使われていたポケモンを引用しました。カイリューとは違ってこのポケモンは技構成さえも全く同じ。カラナクシとシャワーズをまとめて相手できる素晴らしい型のラプラス。
シャワーズとブラッキーはS種族値が同じなのでブラッキー対策になる。相手のメンバーははがねタイプのポケモンたち以外はこおり技が刺さっているため、採用となりました。
相手のパートナーズは搦め手も多く、状態異常系の変化技や一撃技も飛んできそうなので、みがわりもちラプラスは必ず刺さると思います。後述のアローラベトベトンが出せない事態になったらこのポケモンを選出する予定。ちなみに努力値ぶりはH140B164C132D20S52。
フーディン@フーディナイト マジックガード→トレース おくびょうCSベース
サイコキネシス/めざめるパワー(こおり)/きあいだま/アンコール
スプーン大好きおじいちゃん。相手のメガ枠(メガゲンガー、メガメタグロス、メガボーマンダ)と早いため、そのポケモンたち以上に早いメガポケモンを用意しました。
基本的にメガボーマンダを倒すのが役割になりますが、その囲いはブラッキーと鋼ポケモン(ヒードランかナットレイ)になるため、きあいだまを当てなければいけません。それを考えると技構成はサイコキネシス/めざめるパワー(かくとう)/マジカルシャイン/めいそうとかの方がよかったかもしれません。
まためざめるパワー(こおり)を手っ取り早く厳選するためにS抜き5Vで厳選したため、Aの個体値が高いので、ブラッキーのイカサマが割と効いてしまうという色々問題のあるポケモン。ただ少しSを削ってBに回してあります。B52C252S204だったかな。
ゲンガー@ゲンガナイト のろわれボディ→かげふみ おくびょうCSぶっぱ
シャドーボール/ヘドロばくだん/きあいだま/マジカルシャイン
相手のメガ枠がメタグロスだったときに選出するCSゲンガー。かげふみと後述のアローラベトベトンとの相性も良いため、かなり選出濃厚と見ていました。というかメタグロスが重すぎるため、必ずくると思っていたので。フーディン同様、最後の全抜きをする形を想定しているため、技範囲を確保するフルアタ構成になっています。
ピクシー@きあいのタスキ マジックガード ひかえめCSぶっぱ
(めちゃくちゃ動くなあ・・・)
急にジャラランガがきたら困るのでパーティに入れました。積み技の抑制になると思うが、基本的にピクシーは種族値が足りないのでなるべく選出はしたくないですね。
ここで書くことがなくなったので、豆知識を入れると、このピクシーとかいうポケモン、ポケリフレするとめちゃくちゃかわいい。元祖かわいいポケモンの進化系というだけのことはある。ピッピと比べるとそんなにかわいくないと思っていたが、別の魅力がある。かわいい。
アローラベトベトン@バンジのみ くいしんぼう しんちょうHD
まとわりつく/とける/かみくだく/リサイクル
今回の自由枠。自由枠の候補としてはめざ地ニンフィア、めざ炎アシレーヌ、ハチマキマンムーと考えていたものの、3体ともメタグロスに弱いため、困った。マンムーはブラッキーにも弱い。
メタグロスに強くて、ブラッキーにも強いポケモンということでこのポケモンに行き着きました。メタグロスやブラッキーをキャッチするためのまとわりつく。高速で積みたかったのでのろいではなくとける、メタグロスへの高打点としてかみくだく、回復技のリサイクルという形です。
ナットレイやヒードランも相手することができます。高確率で勝てると思っています。できるけども一つ問題があるんですよね・・・。実際の試合でも困ったのでそれは試合経過を見て欲しいと思います。
基本選出は++or
初手にカイリュー、受け出しとしてアローラベトベトン、全抜きエースとしてメタグロスであればメガゲンガー、メタグロスがいないのであればメガフーディン。相手のメンバーを見てラプラスやピクシーを出すかもしれないという形である。
当日の相手のパーティ
自由枠はいませんでした。予想していたパーティ②の方。このパーティを見て、僕はレート用のブラマンダ構築である可能性が高い判断しました。
カプ・レヒレがパーティ入りしていますが、ブラッキーと相性が悪いので出て来ないと思います。またカイリューはじしんを持っていることが多いポケモンなのでヒードランよりナットレイを優先すると見ます。メガ枠はボーマンダでしょう。
選出は想定するブラッキーボーマンダナットレイの全てに強い絶対選出のカイリューとメガフーディンとアローラベトベトンで決まり。
試合の流れ
べるごみ VS めあさん
序盤
-
相手の初手は色違いのブラッキー(ふつくしい)。お互いのベストパートナー同士が出会い頭から相見えた。この対面は正直、ブラッキーが有利のため引くことはないとみて、どくどくを選択。
相手が毒状態になるもののカイリューも相手の特性:シンクロで毒になってしまったが、ねむるで回復できるため、問題ないとした。相手はイカサマを選択しており、マルチスケイルを潰しにきた。こちらもねむるで回復できるため問題はあまりない。
2ターン目以降はやられる前までねむるを隠しつつ、こごえるかぜでブラッキーを削る。そろそろイカサマと毒でやられてしまうタイミングでねむるを押す。カゴのみで目が覚める。ブラッキーもそのターン回復技であるねがいごとを選択していたため、マルチスケイルを取り戻した状態でブラッキーと対面。
カゴのみを消費してしまったため、次からの眠りはかなり相手に隙を与えてしまうため、ブラッキーを倒すために連れてきたアローラベトベトンに交代。そのタイミングで相手もナットレイに交代。
中盤
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この対面、どちらも有利だと思う対面であるため、ナットレイが居座るのは間違いないため、キャッチするためのまとわりつくを選択。相手はやどりぎのタネで回復しながらじわじわ削っていく作戦。
僕のベトベトンはとけるを持っているので防御力を高速で高めることができる。ナットレイのダメージを受けても、全く効かなくなるのである。こちらはまとわりつくで一定のダメージを稼ぎ、相手はやどりぎのタネで一定のダメージを稼ぐ。HPの変動はない。僕の攻撃がてつのトゲより上回って入れば絶対にこちらが有利状況である。また削りきれなくとも、僕のとけるのPPは32であり、まとわりつくもPPも32。相手はどくどく/まもる/ジャイロボール/やどりぎのタネの構成だったため、PP勝負でも僕が絶対的に有利。
ただし、一つ問題があって、死ぬほど時間がかかるということである。この試合は絶対に昼にやろうと決めていた。この対面は案の定、かなりの時間がかかった。その間に電話がかかってきたので、電話で会話しながら、この対面を見ていた。何回か押しミスだったなあと思うシーンがあったけれど、それは大した問題じゃなかった。
この時に僕が思っていたことを書くとすると、
- 相手のナットレイやブラッキーもインキャポケモンだけど、僕のベトベトンはさらにインキャポケモンだなあ
- 対戦後謝るかどうか迷うなあ
- 相手の裏は多分ボーマンダだなあ
- まとわりつくが解除されるタイミングでボーマンダを出すまではベトベトンで粘ろう
- ボーマンダが出てくるとしたらりゅうのまいとはねやすめとじしんがあるタイプじゃないと出て来れないよなあ
- 多分かみくだくじゃあ倒す前に急所に当たっちゃうだろうなあ。
- ボーマンダが出てきたらその型と絞り込んでカイリューを後出ししよう
- りゅうのまいをめちゃくちゃ積まれた状態でベトベトンが突破されたら絶対に勝てないからな
- ボーマンダが出て来ないのであれば、このナットレイのPPが枯れて落ちるのでそれはそれでいいなあ
- TODもありだなあ。今結構流行ってるしなあ。でも怒られるからやめとこ。
- キングオブインキャの称号をえちゃったかもしれないなあ
- あとで謝るかどうか迷うなあ
まとわりつく拘束の3回目くらいに解除されたとき、相手が動きます。ナットレイからボーマンダに交代。僕もすかさずカイリューに交代。相手は交代のタイミングでりゅうのまいを選択します。
終盤
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りゅうのまいを積まれたボーマンダに太刀打ちできるポケモンはいないため、何が何でもSを下げる努力をします。
相手はこの対面、こごえるかぜを見ているもののカイリューのマルチスケイルを何がなんでも潰したい対面のはずなので攻撃してくるはず。攻撃しなくても、こごえるかぜはボーマンダに効果バツグンなのであまり何度も喰らいたくはないはずなので、2回目には必ず攻めてくると思っていました。
相手の選択はすてみタックルで、マルチスケイルで耐えて、こごえるかぜを当てる。これでボーマンダの素早さが1段階上昇が無効になりました。次のターンはボーマンダはカイリューを突破にかかり、カイリューはダウンします。❎
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いよいよオーラスです。僕はメガフーディンを繰り出します。素のボーマンダよりメガフーディンの方が早く、すでにサイコキネシス圏内だったボーマンダはブラッキーに交代。選択しためざめるパワー(こおり)でブラッキーがちょっと削れます。
ブラッキーはカイリューによって6割程度に削れていたのできあいだまで突破。❌
ナットレイが次に出てきます。ベトベトンに交代してもいいのですが、試合時間が長引くので却下し、きあいだま2連打。ベトベトンによってナットレイは7割程度に削れていたのでなんとか突破。❌
ラストのボーマンダが出てきたところで相手の降参が選ばれました。これでべるごみの2−0での勝利になった。
振り返り
・考察について
見立てはほぼほぼ当たりで、カイリューの型も刺さったのでよかったと思う。また直前で誰かしら(あゆみんさんかな?)の動画でブラマンダとの対戦動画を見ておけてよかった。ある程度どんな型でくるか想定できた。
あとカイリューとラプラスのいい型を知ることのきっかけになったフォロワーさんであるとら○さんには本当に感謝したい。そのきっかけの動画は最後に貼っておくのでぜひブログを見ている皆さんにも見てもらって、再生回数に貢献していただきたい(最も参考にしたのは対戦相手の方なんだけど)。
・立ち回りについて
これ以上の立ち回りはなかったんじゃないかなと思う。フーディンがきあいだまを外していたらベトベトンで1時間かけて絞り込めば互角で戦えたとは思っているので、思い切りよくきあいだまを打つことができたと思う。まあ、TODされたかもわからないけど、僕の自業自得だから甘んじて許すことにしたと思う。
ただ、ナットレイとベトベトンの対面を思うと気が重かった。対戦前からわかっていたことではあったけれど、実際にその場になると、きつかった。相手への精神攻撃にほぼほぼなっていたのちょっと苦しかった。それくらい勝ちたかった。
ベトベトンの技構成もかみくだくではなくクリアスモッグにしてよりインキャに寄せるか、とけるではなくてのろいにしてより陽キャラに寄せるかすべきだったかもしれない。いやあ、本当に泥仕合やってしまいまして申し訳ありませんでした。
・ブログについて
久しぶりに書いたけども長いなあ。今回は前回よりも見やすくしようということで画像を入れてるんですけが、gifのダウンロードにめちゃくちゃ時間がかかってしまう。3時間もかかってしまった。その1から1時間もかからずに更新してるけど、3時間もかかってるんだよ。
BPE指名の対戦で無事勝利したのでかなり予選突破が近くなってきました!
次回、予選ブロック第2戦!
乞う、ご期待!
参考にしたものなど
・トレーナーカードはこちらで作っています。
トレーナーズカードジェネレーター→https://tc.hnys.jp
・ポケモンの画像はこちらから拝借しました。
フォロワーさんの方が上で、参考にしたのは対戦相手のリトーさんの動画は下になります(どっちも見てね)。
ちなみに色違いのブラッキーといえばこの動画!
この動画シリーズを見て、僕はポケモン対戦を始めたんですよ。色違いのブラッキー、カロジェナがいいんだよなあ。