どうもべるごみです!
令和4年1月7日から1月9日までの期間に開催されたインターネット公式大会「新春!おみくじバトル」に参加し、好成績を残すことができたので記念して構築記事を書いていきたいと思います。
- はじめに 〜新春!おみくじバトルって?〜
- 環境考察
- 対戦の仕様
- 強いポケモンたち
- 構築経緯
- 新春!おみくじバトル使用構築
- 個体紹介
- 基本選出と立ち回り
- 立ち回りにおける優先度
- 基本選出
- 試合の流れ
- 良く見た並び
- 勝利のためにやるべきこと
- 最終結果
- 終わりに〜感謝〜
はじめに 〜新春!おみくじバトルって?〜
「新春!おみくじバトル」はポケモン剣盾でゆびをふるの技を覚えたポケモンのみで対戦する対戦環境です!
『ポケモン ソード・シールド』の公式インターネット大会「新春!おみくじバトル」のエントリーが、2022年1月7日(金)8時59分まで受け付け中!
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) 2021年12月23日
わざ「ゆびをふる」だけを覚えたポケモン限定のシングルバトルだよ!
くわしくは、Nintendo Switch内のゲームニュースをチェックしてね。#ポケモン剣盾 pic.twitter.com/4EaHWqlkDL
ゆびをふるは使うと何の技が出るかわからないという技なのでお正月に引くおみくじのような感覚で楽しんで、誰が最も運が良いのかを決める大会!
・・・
とは表上のものであり、実際は知略を巡らせた対戦環境です!
環境考察
対戦の仕様
今回のルールですが、ゆびをふる技を覚えたポケモンのみ使用可能ということ以外に
- 6体の見せ合いから3体を選出する
- 制限時間は総時間20分、コマンド選択45秒
- ダイマックス可能
- ポケモンは交代することができる
- ポケモンはタイプ相性がある
- ポケモンはそれぞれ特性をもつ
- ゆびをふるの回数には限りがある(1ポケモンにつき最大16回まで)
これらの要素が「ゆびをふる」だけの大会にあり、その仕様を理解することがこのルールでの勝率を上げるための要素となってきます。
相手のポケモンを見て、相性有利なポケモンを繰り出したり、交代を繰り返して相手のPPを枯らしたりすることができるということです。
盤面によっては相手に「ゆびをふらせない」、こちらがあえて「ゆびをふらない」という方が有利なこともあるということです。
長くなってきたので、最後に最も重要で、最もよろしくないことを申し上げると
交代のある「ゆびをふる」のみという対戦は、ほとんど制限時間内では決まらない
ということです。つまり、このゲームは数的有利をとった後、いかに時間を使って守り切るかというゲームなのです。はっきり言ってクソルールなのです。
↑対戦の一部。TOD(時間切れ)で勝つことがうまくなりました。
強いポケモンたち
強いポケモンをざっくり説明すると
- 特性「プレッシャー」でゆびをふれる回数を減らすことができるサマヨール
とヨノワール
- 特性「のろわれボディ」で相手のポケモンの交代をうながせるゲンガーとポットデス
- 特性「わるいてぐせ」で相手のもちものを奪い、ゴーストタイプに強いオーロンゲ
- 耐久のあるポケモンであるカビゴン、ハピナス、ラッキー、サマヨール
- 火力のあるカイリキー、カビゴン
などが強いポケモンです。他にもスリップダメージ無効のピクシーなんかも戦えますがどんどん説明が長くなってくるので割愛します。
構築経緯
上記の強いポケモンの条件である1-5の中で僕が重要視したのは1と4と5です!2は4で封殺できますし、3は持ち物を奪われたとしても肝心のポケモンが強くないためです。
まず最強格としてPP(技の使用可能数)を削ることで相手に負担をかけることができる特性「プレッシャー」をもつヨノワールとサマヨール
特殊方面に圧倒的に強く、相手にも負担もかけられるカビゴン
を採用してパーティ完成。
後のポケモンたちはおまけです。
新春!おみくじバトル使用構築
僕のコンセプトとしては、相手のPPを削ることで交代を促しながらこちらが強く負担をかけることです!
今回は立ち回りの方が重要なので構築の説明はサラッと行きたいと思います!
個体紹介
今回の努力値振りですが、TOD(制限時間での勝利)の使用の一つであるHP総数がかなり重要になってくるのでHPは全振りしてます。
またゆびをふるで出る技の威力を維持する必要があるため、今回のポケモンはすべて6Vのポケモンを使用しています。
ダイマックスも使えるためダイマックスアメもちゃんと10個使ってます(あえて使わないという記事を見てなるほどと思いました)!
ゆびをふるポケモンのために結構なアイテム(きんのおうかん、ダイマックスアメ、けいけんアメXL)を使うことになってしまったのは結構僕の家計へのダメージは計り知れませんでした。
ヨノワール@こだわりハチマキ いじっぱりHAベース(H252 A236 S20)
ゆびをふる
多くの人がサマヨールに持たせていたのがHPの確保を意識したたべのこしでしたが、それでは相手のポケモンへの負担が低いと思いました。PPにもHPにも負担のかけられるこだわりハチマキ型の方が強いと僕は思ったのでこの型での採用となりました。耐久も最低限は確保できてると思います。細かくは立ち回りで解説します。同速意識でSに20振ってます。最遅の人が多かったけど僕は先手が取れるほうが強いと思います。
カビゴン@たべのこし しんちょうHDベース(H252 D236 S20)
ゆびをふる
特殊方面のポケモンに圧倒的に強く出られてHP総数でも強く出ることができます。相手がわるあがきしかできなくなるまで粘ったあとこのポケモンで〆ます。最初はハピナスにしてましたが、最終的に火力も出すことのできるこのポケモンになりました。同速意識でSに20振ってます。
いつもボールにこだわるタイプの僕ですが、このクソみたいな大会でしか使うことのないポケモンたちに多くのリソース(ダイマックスアメとか)を割くのがそのこだわり以上に嫌だったので、レイドで捕獲した6Vでダイマックスレベル10の超優良個体がボックスにいたので、そのままつれてきました。それが一番偉かった。
サマヨール@しんかのきせき わんぱくHBベース(H252 B236 S20)
ゆびをふる
今大会のMVP。このポケモンで受けられないポケモンはおそらくゲンガーとポットデスのみ。B方面は圧倒的に強いですし、Dの方も結構いけます。しんかのきせきをとられても全然いけます。このポケモンで序盤中盤に相手のPPを磨耗させて、ヨノワールのゆびふりチャンスを増やしたり最後の最後で相手の自滅を狙うというのが役割。HP回復の手段少ないのと相手に負担をかけられないのが弱みだが、それ以外はめちゃくちゃ強い。同速意識でSに20振ってます。
他のポケモン
ハピナスHD 見せポケ(Sに20振ってる)
ゲンガーHS 見せポケ(1回だけ選出した)
ピクシーHB 見せポケ(某超有名ポケモン実況者に勝ったことのある強者。お守り。その動画はこちら)
基本選出と立ち回り
立ち回りにおける優先度
- 数的有利を取らせない。
- 相手に負担をかける(残ポケ→HP→PP)
- こちらのHPの確保
この優先度で戦います。2と3の優先順位が逆だと運ゲーにつながります。相手に負担をかけることが重要なので基本的(数的有利が取れていない場合)には積極的にゆびをふるべきです。
具体的に言うと、
僕が良く見たのはたべのこしサマヨールやくろいヘドロゲンガーでHPを確保しにくる人が多かった印象ですが、僕のパーティには勝ちにくいと思います。
こっちに負担がかからず、ハチマキヨノワールでぶっ飛ばして終わるので。
基本選出
選出も順番もこれでいいです。
最初がヨノワールでつっぱっていいポケモンならそのままつっぱりますし、ヨノワールミラーなど相手の型を知りたいなと思ったらサマヨールに引きます。
相手がPPの問題で苦しみ出したらヨノワールを出してハチマキでいい技が出るのを待っていれば、相手がポケモンを一体失うのであとはカビゴンで守りきって勝ち。
むろん、サマヨール盤面で相手が自滅することもありますしこちらが自滅することもありますがその場合はハチマキヨノワールに相手のポケモンも倒してもらいます。
試合の流れ
序盤
サマヨールとヨノワールでサイクルを回しながら相手のPPに負担をかけます。ヨノワールは後にもやることがあるので、ギリギリまでサマヨールでPPやHPの負担を請け負わせます。時間の使い方はできるだけ早く。相手に時間を使わせつつ相手のPPへの負担を大きくするため(ターン数が多ければ多いほどプレッシャーは効く)。
中盤
ヨノワールとカビゴンで相手の残ポケとHPに負担をかけます。ヨノワールの役割はここで終わりなのでできる限りギリギリまで負担を請け負わせながら負担をかけます。だいたいの場合はこの期間で相手のポケモンが誰かしらが落ちます。PPが削れているので無理な交代を促しているため。時間の使い方はできるだけファストに。
終盤
こちらが数的有利あるいはHP総数で有利になったらカビゴンで守りきって勝ちます。時間の使い方はできるだけスローに。
あと3分の表示が出たらダイマックスしてこちらの自滅、相手の一撃技を無効化して勝ち確定です。
良く見た並び
たべのこしヨノワール、くろいヘドロゲンガー、アッキ(ジャポ)のみわるいてぐせオーロンゲ
上でもチョロっと書きましたが、これが結論かのようにたくさん見ました。しかし個人的にはこれは結論ではないと思いました。この並びだと相手に対する負荷が弱く、また同じ並びと対戦することになれば結局運ゲーになってしまうためです。
ちなみに僕の対策としては
たべのこし
→ヨノワールにもサマヨールにもカビゴンにも打点が弱いため、交代を繰り返して弱体化させつつ、交代を連打し始めたタイミングでヨノワールでゆびをふる。相手の方がPPに窮するので交代を繰り返すのでゆびをふりたい放題である。
くろいヘドロ
→カビゴンにあまりにも無力。時たま交代してPPを削っていく。どくびしを回収できるのは偉いけど、本質的に耐久のないポケモンなのでハチマキヨノワールの交代側の攻撃で大きく削られてしまう。
わるいてぐせ
→たべのこしをめちゃくちゃ欲しがるので見えすいた動きになりがち。そもそもタイプ相性有利なのに誰に対しても打点が弱い。わるいてぐせで、しんかのきせきをできるだけ奪わせようと心がけたがハチマキを奪わせても大して強くないのでパーティ全体的に無力だと感じました。
むしろハチマキカビゴンとかハチマキカイリキー、メガネポットデスなど火力重視のポケモンを使う方のほうが個人的にはきつかったです。
もちろんこれは僕の意見ですし、この並びで僕よりも上位にいる人はたくさんいるので、全然聞き流してくれれば結構ですが、僕はこの並びをカモにしてこの最終2桁まで来た事実は確かです。
勝利のためにやるべきこと
・あきらめないこと
こちらが運悪く自滅したりキツい一撃喰らったりして数的不利をとられてもあきらめないことも重要です。
ゆびをふるは何が出るかわからない技。相手も自滅するかもしれないですし、何かしらのプレミもおきます。簡単にあきらめてはいけない。
・時間を作ること
この大会、1試合20分かかります。スケジュールが埋まっているリア充系ポケモントレーナーはこの大会絶対に勝てません。ただし人生においては勝てていると思うので何の問題もありません。
・暇つぶしを用意する
この大会は時間を使うことが多いのでかなり退屈な時間が多く流れるので、YouTubeや漫画など暇つぶしは用意しておくのがいいと思います。ただし、熱中するような動画を見ると大事な場面を見落とすかもしれないので注意してください。でも、たまにプレミしても大体は結果オーライで終わる。
最終結果
19勝5敗でレート1705 72位でした。
かなり対戦数が残っていたのでひょっとしたら1位も目指せたかもしれません。
しかし、このゲームめちゃくちゃ考察しててやる気満々のように見えてるかもしれませんが実際いくらうまく立ち回っても最終的には運で決まります。
やっていて面白くなく、時間もかかるのでこれ以上潜る気になりませんでした。とにかくクソルール。ただこんなルールでも一生懸命考えて答えと結果が出せたことはかなり良かったことだと思っています。
終わりに〜感謝〜
今回もたくさんの方に助けてもらったのでこの場で謝辞を述べさせていただきたいと思います。本当にありがとうございます。
・ラプラスさん
いつも公式大会の前に一緒に考察してもらってます。今回はフレ戦するような内容じゃなかったので、Twitterでのリプの送り合いくらいでしたが、励みになりました。ありがとうございました。
新春おみくじバトル ~なるべくTODにさせないゆびふり~ https://t.co/J6f6nLkqub
— ラプラス (@laprass56131) 2022年1月11日
投稿しました!思うことあれこれ書きました。
ヨノワールはハチマキが正義です。 #ラプラスゆびふり #新春おみくじバトル
・試運転の仲間大会を開催してくださった方々
・大会内で対戦してくれた方々
・この記事をここまで読んでくれた方々
今回のめちゃくちゃな大会ではなくもっと面白い大会が開かれれば、また参加したいと思います!(次はGSルールな気がするが…)
例によってポケモンたちのスナップで一旦閉じさせていただきたいと思います!
スナップの後にめちゃくちゃ批判を置いておきますので読みたくない人は読まないようにしてください!
次回の記事でお会いしましょう!
ではでは、では!
ここからは公式の批判記事になりますので見たくない人はここでブラウザを閉じていただきたいです。よろしくお願いします。
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